子どもをしからない!子どもをほめない!
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
今日も昨日の続き
『叱らない子育て』出版社:学研プラス 、著者:岸見一郎
この本の内容
【第2章 子どもをしからない】
でも、しからないと子どもは
いうことをきかなくなるのでは?
この本では次のように書いています
子どもが大人のいうことに従わない時、親は子どもを叱ります。子どもは大きな声で叱られると親が怖いので問題行動をやめます。その意味では、たしかに叱ることには即効性があります。しかし、叱ることは親が思うほど有効ではありません。多くの場合、その後も同じことが何度も繰り返されるからです。もしも叱ることが有効であれば、親が子どもを一度叱れば、二度と問題行動を繰り返さなくなるはずです。
そうなんですよね
叱っていうことをきかないから
さらに強く叱る
それでもきかなきゃ
もっと強く叱る
でも、それでうまくいってるでしょうか?
むしろ、うまくいかず
悪循環におちいっていることのほうが多いですよね
じゃあ、ほめて育てればいいのか?
どうやら、そうでもないのです
では、ほめることについて
【第3章 子どもをほめない】
「子どもをほめない!?」
えっ?とビックリされるかもしれません
本からの引用
ほめられて育った子どもは、ほめる人がいなければ適切な行動をしなくなります。
廊下にゴミが落ちていても、まずまわりを見回す子どもがいます。これから自分がゴミを拾ってゴミ箱に入れるところを見てくれるのであればゴミを拾おうと、一瞬にして判断します。そして、だれも見てくれないのであれば、ゴミを拾うことなく通り過ぎてしまうのです。たとえだれにも見られず、ほめられなくても、自分がすることが適切かどうかを自分で判断できる子どもになってほしいのです。
さらに、こう書かれています。
ほめることは評価すること
では、ほめるのではなくどうすればいいのでしょう?
この本では次のように書かれています
ほめるのではなく
「ありがとう」
とか
「たすかった」
といえばいいのだそうです
実は、私も
日頃からわが子や生徒へ
「ありがとう」「たすかった」
意識的に使っています
これがとっても自然でいいんですよ
このことについては、また明日
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