こんにちは。怒りの取り扱いアドバイザーこと一般社団法人日本アンガーマネジメント協会ファシリテーターのいなっちです。
とんでもないニュースを発見しました。
「ベビーカーが邪魔」1歳男児殴った疑いで男逮捕
TBS News i より→http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2599997.html
男児を殴った男は64歳。
東京メトロ有楽町駅の構内で母親が押すベビーカーに乗っていた1歳の男の子の頭を、すれ違いざまに、いきなり右の拳で殴ったそうでです。
男の子にけががなかったのが不幸中の幸いです。
男の言い分は
「ベビーカーに自分の進路がふさがれ邪魔だったので、腹が立って殴ってしまった」
と言っています。
実は私が気になったのは、このニュースの最後のほうへ書かれていた以下の内容。
国土交通省や東京メトロなどへ、公共交通機関でのベビーカー使用に、主に高齢の女性から厳しい意見が寄せられている。
そこで国土交通省「公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会」ではこのような啓発チラシも作っています。
とっても意外でした。女性からは理解あるものだと思っていたので。
今と昔との子育て方法の価値観に大きな差があるから、このような苦情がくるのです。
『べき』が違うんですね。
「昔はおんぶだけで子育てをしていたのだから、今の人もするべき」
「ベビーカーなんてなかったし、使わずに子育てやってこれた。だから今の人もするべき」
昨日のブログや今までのブログへ何度も書いてきましたが
他人の『べき』を許容する努力
これはいつの時代も必要なことです。
時代は変化していっています。
何でもかんでも、新しいモノがいいとは私も思いません。
日本の伝統・文化も守るべきだし、大切にしていきたいものです。
しかし、昔のままでいいとなれば、技術の進歩は止まってしまいますよね。
大昔から、常に人間は技術の進歩をし続けてきたからこそ今があります。
今をより良く生きること。
そして
未来をより良くすることが、我々の努力するべきことなのだと私は考えます。
そのためのツールが
『アンガーマネジメント』
なのです。
『温故知新』
この言葉こそ、他人の『べき』を受け入れる努力がピッタリとあてはまります。
子育ても昔と違って変わってきてます。
よく言われたのが
「抱き癖がつくから、そろそろ抱っこやめなさい」
これって、大きな間違いです。
できる限り、乳幼児期には抱っこや肌と肌の触れあうスキンシップをしっかりとった方が、子どもの情緒も安定し、基本的信頼感が育ちます。
じゃあ昔が良くなかったのか?
そんなことはないですよ。昔はおむつが布だったので、おしっこして気持ちが悪くなれば、すぐにおむつを交換しなくてはいけません。
今よりもはるかに、子どものおむつ交換は多く、その分、子どもへ声をかけ体へ触れあう回数も多かったはずです。
その時代に一番合った方法をとればいいんです。
子育ては子どもが主役です。
子どものための子育てをしましょう。
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