こんにちは。いなっちです。
今日は、娘がテスト週間で部活動なし。
妻もお弁当を作る必要がないので、久しぶりにみんな朝ゆっくり寝ていましたら
7:30くらいに高校生の息子の声で目覚めました。
「行ってきます。」
あっ、そうだ。高校は午前授業だった。
息子は自分で朝食を食べ、水筒へお茶を入れ、玄関に鍵もかけ、
やるべき事を一人でちゃんとやって出かけていってくれました。
そして、テーブルの上にこんな書き置きを残して。
けなげでかわいいですね。
私も妻も息子の成長に助けられていることに感謝です。
さて、その後今日は必見のテレビ番組がありました。
NHK『助けて!きわめびと』
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助けて!きわめびと
ひとつの道をきわめた“きわめびと”がその技と智恵を使い、悩みを解決してくれる番組です。
今回のお悩みは
「イライラが止まらない」
相談者は結婚4年目のご夫婦。
娘さんが生まれて以来、夫婦の間にイライラすることが多くなり、夫婦ゲンカも増えたそうです。
そこで、今回は一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 安藤俊介 代表理事が「きわめびと」として、このご夫婦へ怒りのコントロール術を伝授しお悩みを解決していきました。
怒りは
自分が正しいと思っている『べき』
と
相手が正しいと思っている『べき』
が裏切られたときに生まれるんですよね。
この人形を使った例えは、おもしろくてとってもわかりやすいですね。
そして、ご夫婦の『べき』をすり合わせて歩み寄る部分を見つけていきました。
奥様はご主人の「はあ~」という語尾をあげる言い方が許せない『べき』だったんですね。
そこで、ご主人はそこを気をつけるようにされました。
さらに夫婦間のNGワードを確認したりすることなど
お互いにたまっているイライラやわだかまりを安藤代表がわかりやすくひもといていきました。
ちなみにこのご夫婦のNGワードは
『なんで』
この言葉は、相手を責める言葉なのでいけないんです。
奥様はつい、イラッとしてご主人に言ってしまうことが多かったそうです。
さらに、イラッとしたときにご主人は
『6秒』待つ
を意識されるようになりました。
こうやってご夫婦でアンガーマネジメントを意識した生活をするようになると
笑顔がどんどん増えていきました。
番組が終わりに近づいたときに安藤代表が言った言葉
「家の中で、誰か一人イライラしていたら伝染していくんですよね。だけど、今日のようにみんながいいと、あっという間にみんながよくなっていく。何か一つきっかけがコロッと変わると良い方の連鎖ってどんどん増えていく。」
そうなんですよね。親がイライラしていれば子どもに伝染するんですよ。
気をつけたいものです
アンガーマネジメントは今回相談されたご夫婦にとても効果がありました。
イライラするお父さんを嫌がっていた娘さんがお父さんに
「肩車をして」
と言ったんです。
まさに、よいほうへの連鎖ですね。
番組の最後にお父さんの言われた言葉がすばらしい。
「イライラは人から与えられるものではない。自分で生み出すこと。それに気づけて良かった」
これに気づくことができれば
人は大きく変わることができます
こうやって、自分の感情に責任をもった生き方をもっともっと多くの人にしてもらいたいですね。
さて、昨日またあらたに保育園の保護者向けにアンガーマネジメントの講演をしてほしいと依頼がありました。
ありがたいことです。
今後もどんどん広めて
怒りの連鎖を笑顔の連鎖へ変えていきたいと思っています。
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