こんにちは。いなっちです。
今日のブログは美術の授業から、人間関係作りのヒントを書きます。
1年生美術の授業で鑑賞をしました。
鑑賞授業で次の4つを意識しようと言っています。
①よく見る
②よく聴く
③よく考える
④よく発表する
これって、人間同士のコミュニケーションでも大切ですよね。
相手のいうことをよく聴いて、考えて、伝える。
今回見た作品、シャガールの「旅する人々」
生徒は、一生懸命にこの作品に描かれている物を隅から隅まで探します。
そして、この作品はどんな場面なのか?作者はどんな思いを込めたのかを考えます。
いろんな意見が出てきて、とっても楽しい授業となりました。
授業をやってみて、生徒はこんなことを思ったようです。
感想より
・今日の授業をしてみて、みんな一人一人ちがう考え方を持っているのでおもしろいと思った。一つの絵で、こんなに話が広がるのでおもしろいと思った。
・一つの絵でもみんなの意見を聞くと「あぁー、なるほど。」と思うことが多かったし、みんなとぼくの考えがちがっていたのがおもしろかったです。
・今まで、数学や国語の授業は、違ったらこわいなあーと思いあまり手をあげなかったけど、美術は正解がないと知ったので、自信を持って発表しようと思います。
・人によってそれぞれ一つのものを見ていても、見え方はちがうんだなと思いました。他の人の意見をきくと、そういう考え方もあるんだなと思っておもしろかったです。
このように、生徒達は同じもの見ていても
人は自分とは違う見方をする
ことに気づき、
自分とは違う考え方を
受け入れる
感心する
という、とても柔軟な心で授業へ取り組むことができました。
私たち大人はどうでしょうか?
こうでなければならない。
他人の考えを受け入れない。
アンガーマネジメントでいう
『べき』
がカチカチに固まってはいないでしょうか?
生徒達の柔軟で素直なこころを見習いたいものですね。
さて、私は明日から3日間、新たな学びに行ってきます。
以前、ブログでも書きましたが
選択理論をベースにしたカウンセリング手法
リアリティーセラピー
を学んできます。
ということなので、ブログを書けないかもしれませんが
新しく学んだことをブログでも紹介することができると思うので、楽しみにしていてくださいね。
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