こんにちは。いなっちです。
昨日、沖縄修学旅行引率から帰ってきました。
無事に3日間終えたことをホッとしながら、振り替え休日をまったり過ごしています。
中3の娘の修学旅行最終日に私は旅立ったので、久しぶりに会えた嬉しさがたまりません。
いつもは、子ども達の寝顔を見てから仕事へ出るのですが、
今日はこちらが「いってらっしゃい。」と送り出すので、すごく新鮮な気分。
さらに、高2の次男と娘がじゃれあって笑いながら家を出ていく微笑ましい姿に
「かわいいよね」
って、妻と二人で笑いながら幸せを感じた朝でした。
さて、その後何気なく見た朝のワイドショー。
その内容は、それまでの笑顔が一気に暗くなる内容でした。
シングルマザーの平均年収181万円
低い収入をなんとか補おうと
出会い系売春で生き延びるしかない母親もいるとか。
離婚はできることならしないほうがいい。
子育ては、やはり父母両方がいたほうがいいです。
それは、わかっていても
離婚せざるをえない実態があるわけです。
ワイドショーの中で、シングルマザーになる決意をした原因の第3位に
夫のモラルハラスメント
が出ていました。
通称「モラハラ」
簡単に言えば、言葉や態度で相手を傷つける
精神的な暴力
なんですよね。
モラハラをする人は
他人をコントロールできる
という考えが強いです。
アンガーマネジメントでは、目の前の出来事を
自分でコントロールできるか?出来ないか?
を判断します。
が、基本的に他人は変えられません。
自分の思うようにコントロールできないし、してはいけません。
なぜかというと、アンガーマネジメントの理論の根底に
ソリューションフォーカスアプローチ
という心理療法の考え方があるからです。
これは、解決志向アプローチといって
原因や過去を追究するよりも
今より、さらにより良くするための
解決策を考える方法で、未来へ焦点を当てた考え方なんです。
例えば、
中学校へ入学してきた生徒の言葉遣いが悪い。
それは、小学校の時の指導が悪いからだ。
と、過去や原因を考えてもその生徒は変わりませんよね。
それよりも、今から正しい言葉遣いを教えて、これから未来に向けてよりよくなってもらう手だてをするほうが効果は大きいはずです。
モラハラをする人には、こういった考え方ができにくいようです。
モラハラに限らず、パワハラ、DVなどの対策に、アンガーマネジメントのような感情をコントロールする方法は有効です。
少しでも、多くの人にアンガーマネジメントを知ってもらうことで夫婦間のトラブルを減らしたり、円満な家庭生活が行えるのではないかと考えています。
そこで、今年は自分の勤務校でもアンガーマネジメント講座を保護者向けに行おうと思い
午前中にこんなチラシを作ってみました。
まだまだ、知られていないので保護者の方が少しでも興味を持っていただけるように書いたつもりです。
週末のPTA研修部での会議にこのチラシを配布して保護者から了承を得られることを祈ってます。
今年度は、多くの学校で講座の機会を与えていただきましたので少しでも多くの方に伝わるよう、自分自身をさらに磨いていきたいですね。
私は、これからも解決志向で人生を楽しみたいです。
幸せに生きるヒントを多くの方々へお伝えできることが
自分の幸せにつながってくると信じています。
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