『自分で変えられないこと』
にイライラして無駄な体力や時間を使うのはバカらしいことは
今まで、このブログを読んでこられた方々には充分理解できていることと思います。
でも、イライラしてもしょうがないとわかっているけど、どうしようもなく怒りが沸き起こることもあります。
特に、感情を押し殺しながら仕事をしなければいけないときなど。
自分の感情を抑制して賃金を得る労働形態を
『感情労働』
と言います。
看護師、客室乗務員、接客業、オペレーターなどが代表的です。
私のような教師も含まれます。
例えば、私たち教師は常日頃から
『先生はこうあるべき』
という厳しい目で見られています。
あたりまえのことですが、やってはいけない体罰など不祥事がマスコミをさわがせることもあります。
体罰などは、自分の感情をコントロールできずに起こしてしまうケースが多いです。
自分自身も学校では、感情をコントロールしながら仕事をしています。
状況によっては、本当の気持ちを押し殺すことだってあります。
そんな中で、生徒も保護者も同僚も100%満足させる仕事をしようとして、自分の感情をごまかしながら続けているといつか心が破綻してしまいます。
がんばりすぎない
ことが大事だと思うんです。
毎日100%の力を出し切れる人っているのでしょうか?
いつも100%出し切っていると、体も心も持ちませんよ。
プロ野球選手だって、シーズンを通して安定して打率3割いけば素晴らしい成績なわけです。
10回打席に立って、そのうち3回ヒット打てればいい。
だからといって、プロ野球選手は時々手を抜いている訳じゃないですよね。
シーズン中は好不調の波がなるべく大きすぎず、安定している方がいいです。
ここぞという場面で結果を残せればさらに良いわけです。
私達も、安定した打率のように、日々いつも同じ力を出せることが大切じゃないかと思います。
ここぞという場面でとことん自分の能力も発揮する。
そのためには、常に安定した感情で仕事ができることが大切。
私なりの対処方法ですが、
自分の感情に蓋をしない
ことを心がけています。
目の前のできごとにすべて感情をあらわにしていると、仕事になりません。
しかし、蓋ばかりしていると疲れます。
だから、蓋をはずして今日のできごとを気軽に相談できる人に話をします。
自分の場合、同僚や妻です。
また、ONとOFFをしっかり区別することも必要ですね。
OFFはとことん満喫します。
スキーやランニングしたり
大好きなものを飲んだり、学んだり
我が子に癒されたり
愛車でドライブしたり
いろんな人に話を聴いてもらったり
いろんなことを楽しむのがいなっち流。
そして、なにより
アンガーマネジメント
を日々実践していることが感情を安定させている源なのです。
みなさんも、自分なりの良い方法を見つけてみましょう。
そして、アンガーマネジメントを学んで実践していきませんか?
この記事へのコメントはありません。