子供の行動力が上がる秘訣!子育ては子どもに失敗させること
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
【出る杭は大きく出れば打たれない】
昨日ネットで安く買ったタイヤが届いたので、タイヤ販売・交換を主にレッカー会社を経営している教え子のところで交換してもらいに行きました。
『(株)岡山レスキューサービス』といいます。
昨年こちらで僕が研修をさせてもらった会社です。
タイヤ交換中いろいろと話を聴かせてもらいました。
子供には自分がやりたいと思ったことを実現させる力が必要
小さなレッカー会社だった時からしっているので、ここまで大きな会社にするのは相当いろんな苦労があったと思います。
特に地方の狭い地域での新規参入会社は、既存の会社からつぶしにかかられることも多いそうです。
会話の中でこんなことを話しました。
僕「狭い地域だと商売していたら、【出る杭は打たれる】ってことがあるんじゃない?」
教え子「実際にそういうことはあるけど、【出る杭も大きく出れば打たれない】から」
いやあー、目から鱗でした。
自分がやりたいと思ったことを貫き、顧客のためになる会社を経営しているからこそ出てきた言葉。
子育てでも、子どもがやりたいことを自分で実現させる力を身につけてほしいですよね。
人から頼まれたことを断らないからチャンスが巡って来る
教え子は、レッカー業界の組合で役員をしていて、月に1回は東京へ行くとか。
自分の会社のことだけでも超多忙なのに、組合の世話までするのはかなり大変なこと。
先輩から「役員をやってほしい」と声をかけてもらって断らなかったから、今さまざまな人とのつながりが生まれ、仕事の大きな信頼につながっているそうです。
「やってほしい」
「やってみないか?」
と頼まれることは、やったほうが絶対にいいと思います。
そこにチャンスをつかむか、つかめないかの差があるんですよね。
教え子はこう言います。
「役員させてもらったおかげで自分の視野が広くなり、物事の見方が今までと全然ちがう。だから、地元の業者と競り合って目先のことにとらわれるようなことをしたいと思わないし、逆に同業者から妨害行為に近いようなことをされても気にもならない」
狭い世界で競い合っているようじゃ、会社の成長はないということ。
広い世界を見たら、ワンランク上の生き方ができるんでしょうね。
僕も教え子から、自分の生き方を考えさせられましたよ。
子供の背中を親は押してやるだけでいい
チャンスをつかめる人になってほしい?
それなら、親は子どもを全面的に応援することです。
それも、あれこれ先の不安など言わないこと。
「やりたいなら、やってみたら?」
この一言で充分ですよ。
もし、子どもがそれでも一歩踏み出せないなら
「失敗してもいいから。それは大切な経験なんだから」
そういってやれば、子どもも安心してチャレンジできます。
そして、チャンスだと思うことを迷わずつかめるようになりますよ。
親は子どもの背中を押してやればいいんです。
あとは、子どもを信じて見守っておきましょうね。
出る杭を打たれないくらい大きな杭になれますよ。
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