岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
短所を指摘されるより、長所を指摘する。
自信を持てる子どもとは?
イライラをすぐ言葉に出して妻を嫌な気持ちにさせる夫
先日、妻を助手席に乗せて車を運転していた時のこと。
いつも流れの悪い道路を通っていました。
僕「まったく、この流れの悪さは何とかならんのかなあ!」
イライラ感を出してブツブツ。
妻「そのセリフ、結婚してここを通るたびに何度聞かされたか!?よくもまあ、毎回同じこと言うよね?それも、言ったからといって流れが良くなるわけでもないのに。どうしようもないことでしょ?」
僕「だって、言わないと気が済まないというか・・・。気持ちをわかってほしいだけというか・・・」
自分でもわかっているんですが、言わずにいられない。
まだまだトレーニングが必要ですね。
短所を長所に変えると自信が生まれます
しかし、妻はここからすごいんです。
妻「まあでも、何も言わなくて何考えているのかわからない人よりはいいよ。自分の気持ちを素直に表現できるから、何を考えているのかわかりやすくて」
なんとまあ、僕の短所を上手に長所へ変えてくれました。
短所を指摘されるだけだと、気分も凹みます。
でも、長所に変えてもらえると自信になります。
短所を長所に変えれば子供もやる気になる
これを子育てに活用すれば、子どもも自信を持てますよね。
例えばこんな場面。
思春期ともなれば、親に文句も言います。
「文句ばかり言わずに、さっさとお風呂に入りなさい!」
と言いたくなることもありますよね。
そんなとき、こう言い換えたらどうでしょう?
「あなたは自分のやりたくない気持ちをハッキリ主張できてすごいね。だから、風呂に入りたくない気持ちはよくわかったよ。でも、早く入ってもらわないとお母さんは洗濯できなくて困るのよ」
否定されなければ、子どもも嫌な気持ちが起きません。
「それならしょうがないな」って気持ちになるでしょう。
思春期の子どもは否定されることや一方的な押し付けを嫌がる
「なんで素直に聞けないの!?」
「小さい頃は言うことよく聞いて可愛かったのに、まったく憎たらしいこと言って!」
思春期の子どもを抱える親御さんで、こういった経験ないですか?
幼い頃は素直に親の言うことをきいていても、思春期になると「否定」や「押し付け」を嫌がるようになります。
それは一人の人間としての人格が出来上がっている途中なのです。
子どもと言えど、大人と同じように人格を尊重し認めてやること。
そのためには、短所を指摘するより、長所として認めてやる。
それが、子どもの自信へとつながりますし、何より、親子のコミュニケーションも上手くいきますよ。
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