怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
フジテレビ番組「フルタチさん」
女性の心理&怖〜い行動パターンを最新脳科学で徹底解明スペシャル
脳科学者の中野信子さんが解説。
なかなか興味深い内容です。
特に印象に残ったこと。
子どもに過保護な母親について。
マツエクしたら「印象が変わる」と母が号泣
過保護についてインタビューされた女の子。
お母さんから「みーたん」と呼ばれているそうです。
マツエクをしたときのお母さんの対応がビックリ!
お母さんは号泣しながら
「私のみーたんが、どんどん変わっていっちゃうからやめて!」
完全に子どもを所有物と勘違いしていますよね。
母親は子どもを自分の支配下におきたくなる
中野信子さんは次のように言われました。
「自分の仲間であって欲しいんですね。自分の支配のきくところにいてほしいんだけども、それからちょっとでも自立するそぶりが見えたところで、非常に怒りとか悲しみがわき上がって、攻撃が始まるということになります」
母親は子どもを自分の体の延長と感じてしまう
さらに中野さんはこう言われました。
「自分の外にある体だけれども、愛着が形成されていて、脳内で同じ体の延長のように感じられてるんですよ。だから、それが引き裂かれるような痛みを母親側は感じてるわけですね」
これは、母親ならではの子どもへの想い。
父親と母親との子どもに対する思いの一番大きな違いですね。
過保護すぎる親にならないためには?
じゃあ、どうすればいいのか?
中野さんはこう言われました。
「過保護すぎるというのは、つまり、利他性が高いということの裏返しでもあるので、子どもに向けなければ非常に有益な性質にもなり得るんですね。例えばボランティアをしてもらうとか、そういうところで活かしていただくのが一番いいなと」
過保護な母親は、愛情ホルモン「オキシトシン」が過剰にでているそうです。
だから愛情を他へ注ぐことが、過保護を防ぐことになるということなんですね。
子ども以外の誰かを助けていると過保護は防げる
『ヘルパーズハイ』
聞き慣れない言葉ですよね。
ランナーズハイは、走っていると快感ホルモンが出ます。
ヘルパーズハイは、誰かを助けているときに快感のホルモンがたくさん出るそうです。
だから、ボランティアなどは、過保護を防ぐのに良いそうですよ。
お子さんが思春期に入っても、自分の支配下におきたい。
お子さんが思春期で自立しようとしているのを認められない。
アンガーマネジメントは子どもとの適切な距離を保つことに役立ちます。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
この記事へのコメントはありません。