怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
自分の反省からブログを書いています。
妻:「あなたがブログを書くようになって、なんだか忙しくなった気がする。」
僕:「そうかなあ。自分ではできるときには洗濯たたんだり干したり、洗い物してるつもりだけど。」
妻:「朝起きたら、洗い物が山積みになってたり、夜中に洗濯干したり・・・・。」
僕:「だって、朝早く出勤するから洗濯できてなかったら干せないじゃん。俺だってやれるときはやってるよ。」
妻:「あなたは洗い物や洗濯をするかしないかを選べられるけど、私は選べない。いいよねえ、選べられる自由がある人は。」
僕は、妻の怒り波動砲がエネルギー充てん120%になっていることに気づかず、さらに反論。
ついに妻のイライラ波動砲、発射!
「あんたには、グチも言えんわあああ!!!」
気づいたときには手遅れでした。
妻は家事をもっとやってほしいことを言いたかったわけじゃないんです。
妻:「グチを聞いてもらって『大変だったなあ。』のひとこと言ってもらいたかった」
イライラ波動砲が発射されたあと、そういうことだったんだと気づきました。
あ~情けない。
生徒や同僚の話はいつもよく聴いて
「そうかそうか。大変だなあ。」
なんて、いつも当たり前のようにしているのに、一番身近な妻へできていなかったんですよね。
このブログで、相手の心の器を察してあげましょうなんて書いていた自分ができていなかったことに猛反省。
では、妻の怒りはいけないのか?
いいえ。いいんですよ。
アンガーマネジメントでは、相手を変えられるか?変えられないか?そして重要か?重要でないか?を考え行動します。
妻は、僕を「変えられる・重要」と判断したわけです。
おかげで僕は妻の気持ちに気づきました。もし、妻は言わずに我慢していたら、いつか家の中が空っぽになって1枚の紙切れと印鑑が置かれていることになっていたことでしょう。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事 安藤俊介 著
イラッとしない思考術
に、こう書かれています。
「問題志向よりも解決志向で考える」
今回、妻は怒り波動砲を撃って僕の欠点を攻撃するのが目的でなく、自分の気持ちを知ってもらってより良い解決を探そうとしたのです。
波動砲が撃たれた後、前向きな解決法をお互い話しました。
次からは、怒り波動砲のエネルギー充てんが始まったときにすぐ気づけるようにします。
みなさん。まずは、相手の気持ちを聴きましょうね。
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